3度目の正直
5月中旬に港区にある協力先から依頼の研修が成約した。この協力先とは2月上旬に講師契約を結び、5月に入ってからの依頼であった。3回とも競合先がある状態から開拓を協力したが1回目、2回目とも研修そのものの実施が見送られていた。格言には「2度あることは3度ある」と「3度目の正直」がある。今回は講師経歴が好印象であったことで成約できたため、「3度目の正直」として受けとめることができる。
研修テーマは「ハラスメント研修」であった。オンラインでの事前打ち合わせで顧客企業は若い社員が多いこと、体育会経験者も多いこと、パワーハラスメントに問題意識を持っていることを確認できたため、研修は良好な手応えで実施することができた。
手応えが良好であった理由の1つにはパワーハラスメントの複数の事例を提示できたことにある。パワーハラスメントの事例は、いずれも当社が取り組んでいる職場定着のためのキャリアコンサルティングの中で発生したため、具体的な説明ができたので、研修参加者にとってもイメージしやすかったはずである。
研修において2つの演習を組み入れたが、代表発表は講師の指名無しで、自発的に発表してもらえたこと積極的な雰囲気で研修を締めくくることができた。2つ目の演習結果を1人でも多くの研修参加者が日常業務に反映させてもらいたいものである。