株式会社プロセスイノベーションからのお知らせ

お知らせ

プロ意識の証

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専門家または専門職と呼ばれる人材には2つの種類がある。1つはプロフェッショナル、もう1つはスペシャリストである。2つの違いは視野と対応範囲の広さにある。対応範囲が限定的で狭い人材がスペシャリスト、関連領域を含めて幅広く対応できるのがプロフェッショナルである。そのため本来的な意味での専門家または専門職はプロフェッショナルであり、呼称からわかるようにプロ意識を持っていることが条件となる。
プロ意識の証は向上心である。代表例であるプロスポーツ選手は日々、自己研鑽に励んでいるように、それ以外のプロフェッショナルも向上心による自己研鑽が必要である。
経営者もプロ意識が期待されるため、経営者においても向上心による自己研鑽が問われることになる。例えば経営者が新しい事業年度向けの経営方針を社員などに説明する場合、自己研鑽の度合いが自ずと確認されることになる。また企業内研修の冒頭で経営者が研修参加者に経営上の問題意識を説明する場合でも自己研鑽の度合いを確認できる。
研修を継続的に実施する場合など、特定の経営者と数年にわたって関係を持ち続けると必然的に自己研鑽の度合いがわかる。自己研鑽が不足している経営者として失望感を与えないため、少しでも多くの経営者にプロ意識の証である向上心を示す自己研鑽を行ってもらいたいものである。