新しい環境への適応
昨年12月から人材紹介会社との協力で転職支援に取り組んでいる。転職支援を協力する前提は求人情報と求職者情報を2つの異なる企業から提供してもらうことである。求人情報は35歳以下の若い年齢層が多く、一方、求職者情報は50歳代のシニア世代が中心である。
求職者の応募準備などの支援を通じてシニア世代が陥りがちな傾向を認識している。シニア世代には、経験に固執して職務経歴を羅列してしまうこと、志望動機においては自分の意見を前面に出してしまう傾向がある。
求人ニーズを持っている企業の期待は、職場で担当業務と人間関係に適応して即戦力として入社直後から貢献してくれることである。そのため経験に固執したり、自分の意見を前面に出すシニア世代は書類選考を突破できずに面接機会を獲得できないことが続出している。
事態を打開するには新しい環境に適応できることを示すことが必要である。具体的には支援対象者による経験への固執、自分の意見を前面に出すことを是正し、複数の職場で様々な担当業務に適応してきた実績、そして実績を踏まえて新しい環境に適応するために努力できることを伝達することが期待される。シニア世代を新しい環境への適応を促すことによって、転職成功の実績を増やしていきたい。