可能性の証
個別面談(キャリアコンサルティング)の本質的な目的は適職開発である。適職開発とは面談対象者にとって望ましい職場で勤務を開始して定着することである。望ましい職場で勤務を開始して定着するためには未経験の業務に挑戦することなど、一定以上の高い期待に応えることが必要である。高い期待に応えることの可能性を面接などで示すことで内定を獲得できる。さらに入社後は期待に応える実績を積み上げることで望ましい職場で定着できる。
面接などで示すことが必要である可能性の証となるのは向上心である。向上心による自己啓発が未経験の業務を的確に担当できることなどの可能性に結びつく。そのため向上心による自己啓発は望ましい職場での勤務のための準備として捉えることができる。
未経験の業務の実例には職場のまとめ役を担うこと、事務職などの新しい職種の担当がある。職場のまとめ役を担うための準備にはリーダーシップを学ぶことができるような読書がある。また新しく事務職を担当するための準備には簿記の学習がある。読書対象の書籍の推薦や簿記の学習などを個別面談に組む入れることは可能性の証としての向上心を促すことになる。今後も個別面談では向上心を促すことを通じて、適職開発を支援していきたい。